イルカ日記 Month: 8月 2018

さぶたいとる

2018年8月28日(火曜日)

ゲートトレーニング

前回に続いて、ゲートのお話。

 

ニーハとナミは、はじめての出産。
出産時、出産前後に2頭のイルカがどのような反応をするかは、全くわかりません。
ニーハの出産時にナミが驚いて、パニックになってしまうかも知れないです。

 

また、ニーハの仔の具合が悪くなったとき、うまく授乳ができないときは
仔イルカの治療をしたり、人工哺育をしたりする必要があります。

 

そのような際には、イルカをホールディングプールという奥のプールに
入ってもらう必要があります。

 

 

 

向かって左側のプールが、ホールディングプールになります。
実はこのホールディングプール、昇降床といって床が上がるようになっています。

 

この中にイルカが入っていれば、ナミがパニックになったときに落ち着かせたり
必要に応じてニーハの仔の治療をしたり、人工哺育をしたり
イルカたちの管理が可能になります。

 

ただ、イルカたち、このホールディングプールに閉じ込められるのが好きではないです。
何かされるのではないかと疑っています。
特に1頭で入るのは、好きではないというより、嫌いです、きっと。

 

いまは、いつでもイルカたちがホールディングプールに入ることができるように
朝夕とトレーニングを重ね、来るべき出産に備えています。

 

 

2018年8月14日(火曜日)

ゲート保護

8月も半ば、お盆を迎え、ニーハの出産まであと1ヵ月ほどとなりました。

 

今回のご紹介は、ゲートの保護です。

 

ゲートは二つのプールの間にあり、イルカの治療のとき等、
必要に応じてイルカを奥のホールディングプール(HP)に入れて、
手前のメインプール(MP)に行かないようにするためのものです。

 

 

ゲートはこの赤丸のところにあります。

 

ゲートには隙間があり、大人のナミとニーハは問題ないのですが、
仔が間に入ってしまうかもしれません。

 

ということで、タキロンネットで保護しました。

 

 

 

ゲートの形状的に普段の潜水清掃では掃除が行き届かないため、コケがいっぱい。

 

 

 

 

洗ってコケを落としてから、いざタキロンネット張り。

 

 

 

 

1日がかりで完成したのがこちら。

 

 

 

 

水中に入れたときの様子はこんな感じです。
中々綺麗にできました。

2018年8月6日(月曜日)

寸法完璧!乗り上げ防止対策

イルカ達の月齢も進み、ニーハは11ヶ月目、ナミは9ヶ月目に入りました。
お腹はまた一段と大きくなり、スタッフの期待と不安も比例して大きくなっています。

 

そんな中、イルカプールの出産に向けての準備がまた1つ進みました。
イルカプールには、オーバーフローと呼ばれる排水を行う場所があります。

 

 

 

たった40cmほどのスペースですが赤ちゃんイルカにとってはとても広く、
乗りあがってしまうと、戻れなくなってしまう可能性があります。

 

この場所に、赤ちゃんイルカが乗りあがってしまわない様にガードを作ろう!
素材は塩ビパイプとホームセンターで見つけたプラスチックの便利な板。

 

今回取り付ける場所は水中ではないため、強度はそこまで必要ありません。
大切なのは見た目と寸法!

 

しかし、円形場所にどのような形で、どのように設置しようか・・

 

頭を悩ませながら、緻密な計算で設計、最後は現場で切って付けて・・
そして完成したのがこちら

 

 

 

幅、角度、何もかもピッタリに仕上がりました!
これで赤ちゃんイルカが乗り上がる心配もありません。

 

他に危ないところはないかな~
日々危険箇所を想定し、考え続ける今日この頃でした。