イルカ日記 Month: 4月 2019

さぶたいとる

2019年4月27日(土曜日)

イルカのファンミーティング開催!

420日(土)1815~21:30に大水槽前で「イルカのファンミーティング」を
開催しました。

 

イベントの内容は、一昨年からの取り組みである人工授精・妊娠・出産・子育てについて、
トレーナーと獣医、館長がそれぞれの視点から、
一般のお客様にわかりやすく講演するというイベントです。

 

イベントの名前は、イルカたちを応援していただいた、多くのファンの皆様に
「感謝の気持ちが伝えられる場ができたらいいな」、
また、繁殖事業の「情報共有ができたらいいな」、
皆様にナミとニーハの「ディープな話ができたらいいな」などの多くの気持ちから、
一方的な報告会ではなく、「イルカのファン」の方々との「ミーティング」
とさせていただきました。

 

 

 

 

トレーナーの講話では、ハズバンダリートレーニングの話(皆さん覚えてますか?)や、
出産前の取り組みの授乳トレーニングと、未公開映像も飛び出しました。

 

また、獣医の講話では、獣医ならではの親イルカのサポートや、
普段聞くことが出来ない、ホルモンやエコー検査の話が盛りだくさんでした。

 

最後の館長の講話では、海きららの様々な取り組みに関する、
クイズ大会が開かれ、大人から子どもまで楽しく水族館について学ぶことができました!
どの講話もマニアックな話にあふれ、大変盛り上がりました。

 

 

また、この日は特別に、海きららで使用している内視鏡やエコーの展示も行い、
皆様に間近で見ていただきました。

 

 

ご参加いただいた皆様、この日記をご覧いただいてる皆様、
日ごろより温かいご声援ありがとうございます。心より感謝申し上げます。

 

アイルの誕生と成長は皆様の応援あってこそです。

 

これからも、どうぞよろしくお願いします。

2019年4月18日(木曜日)

イルカと餌

4月に入り、早いもので、アイルが生まれてから6ヶ月が過ぎました。
最近行った健康チェックでは、体長185cm、体重81kgと大きくなっています。

 

 

今回はイルカたちが食べている「餌」について、ご紹介していきます。
イルカたちは、皆さんご存知の通り、魚を食べます。

 

突然ですが、体重約270kgのナミと、約260kgのニーハは、
一体どのくらいの量の魚を毎日食べているのでしょうか?

 

 

正解は、現在ナミは12.0kg。ニーハは14.4kgです。
体重はナミの方が重いのですが、食べている量はニーハの方が多いのです!
理由は、アイルに授乳をしているからです。

 

 

ナミとニーハにあげている魚の種類は
サバ、アジ、アオアジ、ホッケ、サンマ、小ニシン、大ニシン、コノシロです。

 

 

大きいニシンは、ニーハ特別メニューです。
カロリーの高い大きいニシンは、ナミにとっては高カロリーすぎるので、今はあげていません。

 

イルカたちにこんなにたくさんの種類の魚をあげているのには、いくつか理由があります。

 

1つ目、魚もそれぞれ栄養バランスが異なるので、栄養の偏りをなくすため。
2つ目、不漁で魚が捕れなくなったときに、餌がなくなることを防ぐため。
3つ目、イルカ達も魚の好き嫌いがあるように感じるので、
「次、どんな魚が食べれるのだろう」といったような、
わくわく(期待感)を持ってもらえたらいいなと思って、種類を豊富にそろえています。

 

 

そして、アイル。
最近少しずつですが、魚を食べています。

種類は、小さいニシンをさらに小さく切ってあげています。
ニシンは身も骨も柔らかく、アイルのために購入した魚です。

 

 

食べている量はまだ0.5kgくらいで、ナミやニーハに比べるとほんの少しですが、
大きくなる為に食べるのもトレーニングだ!と、
私も小さいときに言われた親の気持ちがわかる今日このごろです。

 

P.S.

佐世保は最近暖かく、心地の良い春らしい日が続いています。
パール・シーリゾート周辺の桜は、満開を過ぎたように感じます。
今回、アイルに与えている魚として、紹介したニシンですが、
別名“春告魚(はるつげうお)”とも呼ばれています。
由来は、春になると大群で浅瀬に押し寄せ、産卵する様子が、
春の訪れを告げる北海道の風物詩となっており、
それが名前の由来と言われています。
何とも風情のある魚です。