イルカ日記 Month: 12月 2019

さぶたいとる

2019年12月18日(水曜日)

ナミとニーハとおもちゃとアイル

九十九島水族館では、イルカ達にトレーニングやプログラム以外の時間を楽しく過ごしてもらえるように“おもちゃ”を作成しています。

このイルカ専用のおもちゃはトレーナーの手作りで、お客様やイルカ達に危険がないように作成しています。

イルカ達が遊びたくなる・お客様が見ていて楽しいと思っていただけるようなおもちゃ作りを心がけています。

おもちゃで使用しているフロートなどは、推定14歳のナミとニーハが飲み込まない大きさの物を入れています。

去年生まれたアイルに合わせサイズで作成してしまうと、ナミとニーハには小さいため飲み込んでしまったり、
プールの外へ飛ばしてしまい、お客様やスタッフが危ないので入れていません。

生まれた当初は、アイルをビックリさせないように、ボールやフロートと短いホースなどで出来たおもちゃなどから入れました。

ナミとニーハには子育ての合間のひと時に、ゆっくりする以外にも、おもちゃで遊ぶという選択肢を提供したかったからです。
(子育てに影響が出ないよう注意しました。)

1歳になったアイルは、ボールを咥えて泳いだり、黄色い浮きとホースでできたおもちゃを咥えて遊んだりできるように、
体の成長と共に遊びのバリエーションも増えてきました。

しかし、そんなアイルがまだ慣れないおもちゃがあります。それは、塩ビパイプを使用しているおもちゃです。

このおもちゃ、実はナミとニーハには大人気!

ナミとニーハがこのおもちゃで遊んでいるときは、

おもちゃの動向を伺いつつ、ニーハのお腹の下に隠れたり、おもちゃと離れた場所で遊んでいます。

トレーナーの心境としましてはとても複雑。ナミとニーハには楽しい時間を提供したい!けど、アイルには気の毒。

アイルには申し訳ありませんが、1日でも早く慣れてくれることを期待して、今日もプールに入れています。

おもちゃは30種類くらいあり、怖いおもちゃばかりを入れている訳ではありません。

もちろん、大好きなおもちゃもあります。それは、エイの形をしたおもちゃです。
製作者いわく“マンタ(正式和名:オニイトマキエイ)”らしいですが、魚類担当のスタッフが見たら、なんともいびつ。
ヒレがトビエイのようだとか、尾部が変とか、多めに見てください。アイルはそんなエイのおもちゃが大好きで、
水流に流されるエイに引っ付いて泳いだり、咥えて一緒に潜ろうとしたり、様々な行動が見受けられます。
海洋生物を模したおもちゃは他にもありますが、それは是非来館されたときに見ていただけたら幸いです。

 

追記~スタッフが撮った奇跡の1枚~

仕事中に館内を歩いていると、生き物の写真を撮っているお客様がたくさんいます。

めちゃくちゃかわいい写真を撮っていただきたいです。

そして全国に当館の生き物の良さを広めていただけると嬉しいです。

私たちも頑張ります。カメラの勉強頑張ります。

そして今回は、「素敵な写真」を撮りました。

(撮ったつもりです笑)

見てください!

 

 

カメラ素人ながらキュートな写真が撮れたと思っています。

水中にカメラだけを入れて撮影しているので、構図や明るさはもちろんオート!

また機会があれば、飼育員しか撮れない写真をちょこちょこあげていきたいと思います。

お楽しみに!

 

 

2019年12月10日(火曜日)

大好きなもの

最近本格的に寒くなってきましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

トレーナーとイルカ達は元気に過ごしています。

 

それはさておき、今日紹介するのはイルカ達の好きな遊びについてです。

海きららにきたことのある人は見たことがあるかもしれませんが、プール掃除でホースの水を使っているときイルカ達が水ほしさにアピールしてきます。

 

 

アイルも最初は少しびっくりしていましたが、ナミとニーハが水を口にあててもらっているのを見て一緒になって水をもらいたがって口をあけて待っています。

 

 

どうしても水が欲しいときは、ランディング(ステージにのぼって遊ぶこと)をして掃除をしているトレーナーに近づいてきます(特にアイルがやってきます!)

 

最近では特にナミがよく水をもらいにきます。今のブームは「水」なのかもしれません。

タイミングがよかったら、可愛い様子が見れますので、ぜひ遊びにご来館ください!

2019年12月3日(火曜日)

アイル、できることが増えました!

プログラムデビューを果たし、急成長中のアイル。

プログラムでご披露している種目以外にも、最近できるようになったことがあります。

 

それは…体重測定です。

まず、海きららのイルカたちの体重測定はどうやって行なっているのかというと、600kgまで測れる大きな体重計をステージに置き、その上に自分で乗ってもらいます。

簡単そうに聞こえるかもしれませんが、普段水中で生活しているイルカたちは、最初から体重計に乗れるわけではありません。体重計に乗るためにも練習が必要です。

今までアイルの体重を測る時には、アイルをトレーナー56人で持ち上げて体重計の上に乗せていました。しかし、日に日にアイルの体重が増えていき、100kg以上あるアイルを持ち上げて体重計に乗せることが難しくなってきました。

そこで、11月からアイルも体重測定のトレーニングを始めました。最初は少し伸び上がれば届くところでトレーナーが手を出して、その手に口先でタッチすることを教えます。そして、少しずつ手を出す位置を遠くしていき、体全部が体重計に乗れるように練習します。

トレーニングを始めた頃は、体重計に乗るのが怖いのか、体半分くらいしか乗れなかったり、体重計の台を見るとどこかへいってしまったりすることもありましたが、毎日トレーニングを積み重ねていき、なんと練習を始めてから3週間で体重計に乗れるようになりました。

動画は初めてアイルが自分で体重計に乗ることができた瞬間です!!

 

 

 

その場にいたトレーナー一同感動でした!ちなみにこのときのアイルの体重は114kg。体重もしっかり増えていました♪

ナミやニーハに比べると、まだまだできることは少ないアイルですが、毎日着実に成長しています。

ぜひそんなアイルの成長を見に海きららにご来館ください。