ミツデリッポウクラゲは、世界中の熱帯や亜熱帯の浅い海に生息しており、国内では南日本で稀に確認されます。サイコロのような箱型の傘をもつ1㎝ほどの立方クラゲで、「ミツデ」の名前のとおり、傘の四隅からそれぞれ3本の触手が出ているのが特徴です。また、クラゲとしては珍しい繁殖方法である、オスが精子の詰まった「精包」をメスに渡す「交接」によって受精することも特徴の一つとして知られています。
九十九島においては、未成熟の個体から成熟個体までが見つかっており、九十九島海域でこの貴重なクラゲの生活が営まれている可能性もあります。
今回展示しているクラゲは、九十九島でクラゲ飼育スタッフが採集した個体で、短期間の展示になる可能性もごいます。
展示開始日 | 2025年8月2日(土) |
---|---|
展示場所 | 九十九島水族館海きらら クラゲシンフォニードーム |
大きさ | 傘径1cm |